~ 国税庁が取り組む税務行政デジタル化の推進に貢献 ~
株式会社クロスキャット(本社:東京都港区、代表取締役社長:山根光則、以下クロスキャット)は、国税庁HP「確定申告書等作成コーナー」のクラウドサービスを構築したことをお知らせします。
令和5年分の所得税確定申告では、690万人を超える多くの方が、国税庁HP「確定申告書等作成コーナー」や各種会計ソフトを利用し、自宅から電子申告しており、今回構築したクラウドサービスは、システムの安定稼働と利便性の高い税務手続環境を提供し、電子申告の推進を支援しました。
当社は、今回の実績やノウハウを基に、先端技術を活用した高品質なシステム開発サービスを提供することで、今後とも政府、自治体が推進する行政デジタル化に貢献してまいります。
「確定申告書等作成コーナー」は、国税庁のホームページ上で所得税、消費税、贈与税の申告書や青色申告決算書・収支内訳書等を作成できるシステムです。
国税庁では、2019年からスマートフォンで所得税確定申告書の作成を可能にするなど、利用者の利便性向上に向けて、税務手続きのデジタル化を推進しています。
これまで利用してきた「確定申告書等作成コーナー」のサーバー切り替えのタイミングに、システムの拡張性、安定したサービスの提供、自動化による運用、災害対策の実現、コスト削減などを目的に、クラウド環境での刷新を実施することとされました。このプロジェクトにおいて、クロスキャットは、官公庁における数多くのシステム開発実績、クラウド基盤構築の業務ノウハウ、CMMIレベル5による高水準のプロジェクト品質管理などにより、クラウド基盤構築、運用事業者として受注いたしました。

CMMIは、ソフトウェア開発プロセス能力の成熟度を評価する指標として、米国カーネギーメロン大学ソフトウェアエンジニアリング研究所で開発されました。組織の開発プロセス能力の成熟度を 5 段階で評価しています。
国際的なプロセス改善モデルとして、世界中の多くの企業で採用されています。ソフトウェア開発プロセスの国際的指標最高位レベル「CMMIレベル5」の達成には、ソフトウェアの開発プロセスを定量的に管理しながら、プロジェクトの目標達成に向けて常に改善していく組織的な能力が求められます。
クロスキャットの公共ビジネス事業部公共 1 部は、開発プロセスの改善に取り組み続けることで 2017 年に初めて達成しました。その後も改善活動を継続し、2023年、3 回連続達成しました。
(https://www.xcat.co.jp/ja/sustainability/social/quality.html)

クロスキャットグループは、2023年6月、「ITソリューションサービスの提供を通じて、お取引先の環境課題をお取引先と一緒に解決する」社会課題解決型ビジネスに取り組むIT企業グループを目指すべく、サステナビリティ基本方針を制定しました。本業を通して社会課題の解決に取り組む事で、一層のサステナビリティへの取組みを推進してまいります。
(https://www.xcat.co.jp/ja/sustainability.html)
□サステナビリティ基本方針

「人、社会、地球環境との共存と持続的な繁栄のために、私たちクロスキャットグループが行うこと」
クロスキャットグループは、企業理念の「心技の融和」を念頭に、様々な解決すべき社会課題にグループ全社員が常に真摯な姿勢で取り組むことで、お取引先の信頼を得ると共に、広く社会への貢献を目指してきました。これからもIT社会の変革に果敢に挑戦し、持続可能な未来社会の実現と継続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。
本件は、SDGs「9.産業と技術革新の基礎をつくろう」、「11.住み続けられるまちづくりを」の貢献を目指した取り組みとなっております。
【本件が貢献する主なSDGs】

※文中に記載された会社名、商品・製品名、サービス名は各社の登録商標または商標です。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社クロスキャット 営業統括部 : 中原
代表電話 : 03-3474-5201(平日9:00~17:30) E-mail : sales@xcat.co.jp
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
株式会社クロスキャット 経営企画部 : 森田
代表電話 : 03-3474-5251(平日9:00~17:30) E-mail : pr@xcat.co.jp
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プレスリリース (550KB)