導入事例

エイトレント

導入ソリューション

BIクラウド化サービス

レンタル業務管理システムを
Oracle Cloud Infrastructureへクラウドシフト。

レンタル品の稼働率向上や業務効率化に向けて、データ活用基盤を構築。

お客様の要望

 

  • レンタル商品の稼働状況、売上、請求など各種データを一元管理したい
  • 収集したデータを使って自由に分析・考察・予測を行いたい

採用の決め手

 

  • OCIの拡張性およびコストメリット
  • セルフBIを実現する簡単な操作性

効果

 

  • サーバーの構築や管理費など、大幅なコスト削減につながりました。
  • DX推進に向けて、社員自らが簡単な操作で各種データを活用できるようになりました。

導入の背景

 エイトレント株式会社は、1963年に大阪で創業しました。世の中の需要がモノクロテレビからカラーテレビに変化し始めたころ、使われなくなった中古のモノクロテレビを病院へレンタルする事業からスタートしました。「地球に存在する限りある資源を次の世代に残さなくてはならない」という経営理念を提唱し、ビジネスを継続的に拡大。現在では品揃えが国内最大級を誇る総合物品レンタル企業として事業を展開しています。

 同社は、昨年7月、レンタル業務管理システムの更改を機に、運用管理コストの低減、ビジネス環境の変化に柔軟に対応する拡張性、社内の各種データ活用によるセルフBI(ビジネスインテリジェンス)が可能となる環境構築などの観点から、クラウド環境への移行を検討しました。

「データ活用基盤構築における採用のポイント」

ポイント
1

OCI上で各種データの一元管理が可能に

事業所ごとのレンタル品の在庫・予約・返却予定・点検・修理などの稼働状況をはじめ、請求データ、顧客データなどの様々なデータをOCI上で一元管理することが可能になりました。

ポイント
2

簡単な操作でのデータ活用を実現

レンタル品の稼働率向上、事務作業の効率化に向けて、社員自らが簡単な操作で各種データを活用できるようになりました。

ポイント
3

Cloudを採用-柔軟な拡張性と高いコストメリット

OCIのライセンス体系は使用時間によりコストが確定します。そのため将来的にユーザー数の増加や、他業務へも運用拡張する際にも、コストがユーザー数に依存して増大することはありません。

導入のプロセス

 プロジェクトは、クラウド基盤構築に向けて2022年7月にスタートしました。クロスキャットにて、クラウド基盤の設計、構築、アプリ側構築期間の保守サポートを実施。また、お客様の社員自らが簡単な操作で商品や顧客などの各種データを利活用できるようにデータ分析環境を構築するとともに、データ分析に向けたトレーニングを実施しました。(2023年5月に本番稼働)

システム構成図

導入効果と今後の展望

今回のクラウドシフトにより、エイトレント株式会社では以下の効果を得ることができました。

  • オフィス移転の際、レンタル業務管理システムをクラウドシフトしたことにより、システムを止めることなくスムーズに移転できました。また、サーバーの構築や管理費など、大幅なコスト削減につながりました
  • 社員自らが簡単な操作で各種データを活用できる環境を構築したことで、業務効率化やレンタル品の稼働率向上に向けたDXの取り組みが可能になりました

 

将来的には、会計システムなどの他システムもOCI上にリフトし、さらなるDX推進や運用コスト削減を目指してまいります。

事例企業プロフィール

エイトレント

所在地

東京都品川区北品川5丁目1-18 大崎ツインビル東館 8階

資本金

80百万円

設立

1971年6月

従業員数

219名

事業内容

オフィス関連用品、不動産関連用品、イベント関連用品、生活用品、環境関連製品のレンタル・販売