導入事例

壱番屋

導入ソリューション

BIクラウド化サービス

店舗POSシステムおよび入出荷システムのデータ活用基盤を刷新。

Oracle Autonomous Data Warehouse 、Oracle Analytics Cloudの導入で

売上データなどの全社的な共有スピードを高速化、

Excelを使用しない設計で作業効率も200%向上。

刷新の背景

 株式会社壱番屋は、“ココイチ”の愛称で親しまれるカレー専門店「カレーハウスCoCo壱番屋」などの店舗運営およびフランチャイズ展開されており、日本国内で1,225店舗、アメリカ、タイ、中国など世界各国でも216店舗を展開しています。(2024年4月末時点)
 壱番屋では、店舗POSシステム刷新にあたり、データ活用基盤の刷新を検討されていました。20年以上前に導入した旧DWHは、一部の社員しか利用できず、社員および各店舗に対して情報共有するためには、Excelでの加工と配布が必要なことから作業負荷が高くなっていました。また、情報の鮮度が低く、情報量が少ないケースもあり、データ活用において多くの課題を抱えていました。

データ活用基盤刷新の効果

ポイント
1

必要なデータを専門知識がない社員にまで展開することが可能に

これまでExcelでは実現できなかった速報値の提供について、地図やグラフを活用したビジュアルな表現で、専門知識がない社員にも共有できるようになりました。

ポイント
2

売上データなど社内共有のスピード化を実現

全社的にPC・タブレットで簡単な操作で売上データを確認できるようになり、情報開示の速度が飛躍的に上がりました。

ポイント
3

作業効率が200%向上

全社データ活用基盤として、Oracle Analytics Cloudで全社ポータルサイトを構築したことにより、作業効率が大幅に向上しました。

株式会社壱番屋様 中山氏、平岡氏(DX推進部 )のコメント

・Oracle Autonomous Data Warehouse 、Oracle Analytics Cloud導入を決めた理由
 DWHではデータを加工してデータベースに格納する製品が多い中、Oracle Autonomous Data Warehouseはデータをそのまま入れることができることが良かったです。今後、分析方法の方針が変更になった際も、柔軟に対応できるのではないかと考えました。

 

・クロスキャットを導入パートナーに選定いただいた決め手
 まずOracle Autonomous Data Warehouse、Oracle Analytics Cloudの両製品を取扱いができること、また、お話を進めていく中で、技術力や提案力に安心感を覚えたことです。実際に導入作業を進めていく際も、担当の方々が我々のニーズやニュアンスをうまく汲み取っていただけたことでスムーズに進みました。

 

・今後Oracle Autonomous Data Warehouse、Oracle Analytics Cloudを使ってやっていきたいこと
 新しいPOSデータでこれまでにできていなかった切り口でのメニュー分析をしていきたいです。その結果、お客様のニーズにマッチした商品展開が検討できると良いと考えています。また、現在はPOSからの売上データのみですが、今後は外部データ(気象データ等)との連携による高度な可視化・分析や需要予測などにも挑戦していきたいです。
 

本件について、壱番屋様にインタビューを実施いたしました。詳細はこちらよりご確認いただけます。

https:/ /xcc-dash.jp/ cases/case05/ 

        

事例企業プロフィール

壱番屋

所在地

愛知県一宮市三ツ井6-12-23

設立

1982年7月

事業内容

カレー専門店「カレーハウス CoCo壱番屋」の店舗運営及びフランチャイズ展開、その他の飲食事業など

上場市場

東京証券取引所 プライム市場

URL

https://www.ichibanya.co.jp/comp/